放射線科
放射線科では接遇目標として3A+A(安全、安心、温かい心+あいさつ、明るさ)を日々心がけ検査を行っており、放射線を使用する検査が多いため十分な説明をし、安心して検査を受けていただけるよう対応しております。
放射線科で稼働している装置は一般撮影装置、マンモグラフィ装置、X線透視装置、CT装置、移動型X線撮影装置、外科用X線透視装置、骨密度測定装置になります。
院外からのCT検査も予約可能です。画像は当日お渡しし、画像診断報告書は郵送またはFAXにて送信させていただいております。
CT撮影装置
16画像を一度に撮影することができることで、精密な検査を行え、詳細な3次元立体画像で表示できます。
また従来のCT装置よりも短時間で撮影できるため、息止めの時間も短くなり、X線による被ばくを抑えることが可能なシステムですので安心して検査を受けて頂くことができます。
骨密度測定装置
2023年4月より骨密度測定装置を新規導入しました。
DXA法(二重エックス線吸収測定法)という方法で骨密度の測定を行っております。骨の密度がある一定の状態よりも低くなると骨粗鬆症と呼ばれます。骨折がおこりやすい腰椎や大腿部の付け根の骨の骨密度をエネルギーの違う2種類のエックス線を使用することにより測定します。他の検査(超音波,MD 法など)と比べて精度が高く、日本骨粗鬆症学会ガイドラインで標準の測定法 として定められています。
一般撮影装置
2022年8月に装置更新しました。
人体にエックス線を照射して胸部、腹部、骨、関節など様々な部位を撮影する検査です。 当院の一般撮影装置には最新鋭で高感度のFPDを採用しているため従来の一般撮影装置より 半分以下の線量で画像提供が可能です。
外科用X線透視装置
2023年8月に装置更新しました。
主に整形外科手術時に骨折した骨の固定や人工関節を固定する際に使用しています。
従来装置よりX線量を抑えかつ鮮明な画像を描出できるようになりました。
X線透視装置
2020年9月に装置更新しました。
主に健診の上部消化管検査(バリウム検査)に使用しています。
またERCP、ペースメーカー埋め込み術、ポート造設などにも使用しています。
デジタルマンモグラフィ装置
2023年4月に装置を更新しました。
従来の装置に比べ低線量で、より診断しやすい画像を撮影することが出来るようになりました。
マンモグラフィ検査は、乳房専用の装置で放射線を使用し、乳房が薄くなるまで圧迫をして撮影をする検査です。個人差はありますが、痛みをともなう検査のため患者様の表情や体調に気を付けながら検査をしています。
マンモグラフィ検査により、乳がんの初期症状やセルフチェック・触診では分かりにくい小さながんのサインを画像化できるため、乳がんの早期発見に欠かすことのできない検査のひとつです。